導入事例のご紹介
Case08: 原発向けアプリケーション
≪はじめに≫
様々なシーンで活躍しているBrokkは、世界中の原発の計画的廃炉にも参画しております。 今回は、過去に実施した世界での事例をご紹介します。なお、日本国内におけるBrokk導入事例もございます。
≪事例1≫
米国エネルギー省からの報告 (1998年12月)
アルゴン国立研究所における大規模実証プロジェクト (Brokk150 vs ハンドブレーカ)
- 4人でハンドブレーカ作業、6か月かかると計画されていたがBrokkでは16日で達成。
- 作業者は廃棄物を解体し、分別し、コンテナに詰めることができた。
- 作業者は汚染区域に入ることなく、すべての業務を遂行することができた。
- 機械は完全に組み立てられた状態で出荷されるため、動員および動員解除にかかる時間は最小限に抑えられる。
≪事例2≫
米国エネルギー省からの報告 (2001年9月)
Brokkを改造し、遠隔作業員キャビネット導入
- 高濃度エリア、デブリの落下、高温下、低温下から安全な距離を保った安全な場所において遠隔操作を可能に。
- 見通しがきかない状況下における作業を可能に。
- 作業時間は一般的な手動機械の半分以下に。
- 排ガスの問題を解消
- 多目的に活用できる。
- 耐久性 - 10時間の2交代シフトを何週間も故障なく稼動
≪事例3≫
セラフィールド(英) 2017 B160
貯蔵プールからのデブリクリーニング
- 当初デザイン・計画していた特殊機械に比べて圧倒的に安価なソリューション
- 5,000万ポンド見込んでいたコストが、100万ポンドで済んだ。
- フロア下7.5mに届く
- 放射線保護
- カメラシステム
- 貯蔵プール内の強アルカリ水に対する特殊ロングツール
- 鉱物油に代わり水グリコール(作動油)
- 200kgの耐荷重
- "昨年A-Bay区からスラブを除去した時、その下にあったものを表現するとすればまさに廃棄物質の廃棄場であった。" ロブ・スミスマネージャー談(Legacy Ponds Retrievals Manager)
- "Brokkはこの業界のチャンピオンマシーンである" FGMSP(第一世代マグノックス貯蔵池)の技術チームのフランク・タイソン氏談。