Case 16: Brokk Descaler
ディスケーラーのご紹介
≪概要≫
Brokkには、標準機械を改造し、ある特定分野の作業に特化したシリーズもあります。今回ご紹介するBrokk Descaler(ディスケーラー)は主にセメント産業等のスケール除去のため開発されました。
開発の背景- ビルドアップ(鋳付き)はプレヒーター内部で起きる問題である
- ビルドアップの発生場所はプラントの状況で変化する (プラントのデザイン、原料、燃料等)
- プラントはビルドアップのメンテナンスのために停止しなければならない
- 一番危険な個所は頭上のビルドアップである
- 作業員はビルドアップ除去のため、しばしば中に入る必要があり、命の危険がある
≪Brokkディスケーラーが選ばれる理由≫
安全性:- 人が中に入らず、安全に除去できる
- 様々な位置からのアクセスにより、オペレータが最良の視認場所を確保できる
- 作業員がダストに曝される時間を最小化する
- 停止時間の減少 =製造能力の改善
- 3時間以内での据付(どの高さでも)
≪メリット多数≫
- ハッチサイズ幅1m x 高さ1.5mに対応。角度や視認性が限定される最小幅0.5m x 高さ1mサイズでも使用可
- 機体は3分割可能
- 対人エレベータにも収まる
- 80ºCからでも作業開始
- 遠隔操作
- 3時間以内で据付可能
- 安全ネット及び足場設置の必要なし
- 人手による事前検査の必要なし
≪導入場所≫
ビルドアップがある場所なら、どこでも Brokkディスケーラーが活躍します
- パイロトップ
- サイクロン(予熱装置)
- 煆焼炉(かしょうろ)
- キルン入口
- グースネック
- アルミナ煆焼炉、サイロ等